2011.10.15

憧れの島

• 06:53
• 磯・ウキフカセ釣りに関する話
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※今回は長文ですのでご覚悟を・・・(笑)

大忙しだった先週末。
特に日曜日のエギング大会当日は渡船や一般のお客様はもちろんのこと、太平洋側のお客様がいまだかつてないくらいにドッと押し寄せて店内は朝から晩までてんやわんや。
しかもあいにくの悪天候後ということもあり半島中の釣り場が大混雑！
もうちょっと天候回復が早まればゆっくり楽しめたのでしょうけど・・・。

それでも〝海〟を求めてこの男鹿半島までわざわざ足を運んでくださった方々が多いことに感激。
「初めて来ました！」といういうお客様や中には「来たかったけど道具が全て津波で流されて・・・」とか「しばらく海が見れなくてもう釣りはやめようかと思ったが・・・」など切実な思いを告げてくれたお客様も。
今日は偶然にも学生時代お世話になったアパートの大家さんのご家族の方が釣り旅でご来店！！
会話が弾んだ流れで繋がったんですが、男鹿へ初観光がてら好きな釣りを久々にやられるようです。

やはり月日の経過とともに皆さんふつふつと〝何か〟が沸いてきたんでしょうね。

「自分らの方は当分無理だけど男鹿なら釣りが出来る」と。

同じ釣り人として分かるような気がします。

これからも「男鹿半島」という存在が皆さんの憧れとして根付き、大きな原動力になってくれるよう我々も現場で出来ることを継続していきたいと思っております。

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さて、そんな週末だった訳で店の仕事はたまり放題^^;
睡眠不足もたたり、いつもなら〝まぁ後でやっか〟となるんだけど今回はそういう訳にいかず2日連続の午前サマ。
もちろん仕事でね(笑)

どうしてもあれこれやっておかなきゃいけなかった。
↓この島↓に行くために・・・。

大好きな離島の一つ、山形県の洋上に浮かぶ「飛島」。
そう、この憧れの島へ2年ぶりに釣行するためにやることやっとかなきゃならんのかったです！
そりゃもう頑張りましたよ～<`～´>

今回のメンバーは飛島3回目となる右腕・タカキ君と3年前から行きたいとわめいていた海女・ミサエ嬢。
それにどうしたものか島に憧れがものすごく強い次女・ちぽりんと三女・ちっかも同行(笑)
本当はまだ行ったことのないメンバーを引き連れて行こうと計画してたんだけど稲刈りや家の都合、仕事等で7名が脱落。
このご時勢、そんなのは仕方がなし。
それぞれの家庭でいろんな事情を抱えているもんですから・・・。
まぁまた次回調整して皆で行きましょう♪
とりあえず今回はおいがめいいっぱい遊んできますから(笑)

ということで11日（祝日）の早朝5時過ぎに釣りに来たコダマ君とランチ君、店番のチヌ和に見送られ出発。
休日の忙しい最中、出かけるなんていつぶりだろう・・・。
まぁ今回のおいは娘たちに楽しんでもらうのが目的なので半分以上お遊び。
いつもよりもブラブラとのんびり酒田港目指して車を走らせる。

んで途中、前に見たことがあった観光名所「十六羅漢」（じゅうろくらかん）にも立ち寄ってみる。

ここはその昔、どこぞの和尚さんが岩に彫った人物像があちこちに連なる同所。
展望台からも十分確認出来るが話のネタに降りてみる。

もう完全に観光です(笑)

それにしてもほんと凄い精巧な造り☆☆☆
なんとして造ったんだべ？
一度は見てもらいたいっスね～(^_^)

こんな感じで数箇所寄り道しながらフェリーターミナルの到着。
（男鹿からは140キロってとこかな？）

んで荷物を台車に積んで運び乗船券やクーラー券（30L以上は別途300円かかります）を購入。
その後いつも腹ごしらえで欠かさず寄る2階の食堂へ。

お店の名前は忘れたけどここはほんと美味い(^^♪♪
お土産屋さんも含め雰囲気もバッチリっス(^_^)v

そして乗船。
んで、

乾杯(笑)
おそらくシケ模様だから向こうについてもゆっくりのんびり釣行だしね～。

9時半、飛島勝浦港めざし出港ダス！

おいは寝てたからわからんかったけど相当揺れたそう^_^;
それでも定刻の航行75分も掛からずに島へ到着。
午後便が欠航になるとの事からもの凄い人がフェリー乗り場を埋め尽くしてました^_^;
この人たちも休日を利用し夢を求めにきたのでしょうけどこの波だと釣りにならなかったべな・・・。

とにかくそそくさと荷物を降ろして待っていたお世話になる民宿、「おらが海の家」の軽トラの荷台へ積み込む。
父さん、母さん、そして息子さんと久々の再会に会話も弾む♪

そしておらが～に歩きながら島チャリもゲット。

今回は夜な夜なイカ釣りもしようと思ってるんでおいの足にもなります^　^

自分たち以外はアオリ狙いのお客様が3名のみ。
この強い南風だし予報も悪いから当然ちゃあ当然。
そういやフェリーもほとんどお客さんいなかったもんな(苦笑)

しばし宿でのんびりしてから釣り準備。
そして、父さんの勧めでいくらか風が背負えるすぐ向かいの堤防に上がってみる事に。

飛島には何度か来てるけど普段行いが良いので磯以外はあがったことなし。
堤防は初めてです。
まぁシケ男と雨女の二人がいるからしょうがないけどね（爆）

でもここはほんと侮れない！
条件さえ整えばフツーにデカマダイや巨グレ、イシダイ、コブダイなどの大物が狙えるスーパー堤防。
自分ら以外誰もおらず自然と気合が入ります。

タカキ君はライン2&2号でグレ狙い、ミサエ嬢は3&3号でマダイ狙い。
娘たちにも短めの磯竿を用意してたんだけどこの暴風だとキツイべな・・・と考え、エギングロッドにウキをセットしてあげることに。

コマセを入れるたびに濃くなっていく様々な魚影に興奮しながらなんでもかんでも釣りまくりでです！

<

手～28ｃｍクラスのグレやシマダイ、他エサトリ各種を次々と釣りまくりました(笑)
最後はオモリだけで突破したほうが全然良かったかも。
それにしてもいぐ釣ったなぁ！
おとんは嬉しいゾ(^^♪

しか～し、本命釣りはやはり不調。
入れ替わりの釣り人もエサトリで釣りにならないとの事でしたがスズメやサンバソウ、ウマヅラ、フグがコッパに混じっててんこ盛り状態。
このままかなぁ・・・と思ったら、夕方近くになってきたら釣れてくる魚にちょっと変化が。

40ｃｍクラスのジャンボサヨリや30～35ｃｍクラスの尺アジがポツポツとヒット。
んでその合間に25～30ｃｍオーバーのグレも拾えるようになってきた！
釣り飽きた娘たちの変わりにおいもちょこっとフカセを開始。
すると面白いようにリリースサイズ～30ｃｍ弱クラスがヒット。
はじめはB前後の仕掛けでタナを取ってエサトリをかわしていたけど、徐々に楽に魚をコントロール出来るようになって何でもあり状態に。
久々にハリスウキを使った釣りで良型をバタバタ釣れたんで十分おもへがったす♪♪♪
（心残りは1匹だけ見え隠れしていた40ｃｍオーバーを掛けれなかったこと・・・）

そして雨が降ってくる前、17時過ぎ納竿。
正味4時間の釣りだったけど娘達は大満足、おいがだもまぁ竿出せただけで満足。
ひとっ風呂浴びて次のお楽しみに移ります^　^

広～い大広間にお客はおいがだだげ。
壁の魚拓に思いを馳せながら今日の反省、そして飲み食い・・・もう最高っス☆☆

んで飯食ってる間に激しい雷雨に見舞われたため止めようかと思ったけど意外と早く天候回復。
もう一つの目的でもある飛島ナイトアオリに初挑戦です！

もちろん足は島チャリ(笑)

タカキ君は前日も沖提夜通しをやってたんでグロッキー^_^;
娘もさすがに疲れたのか宿でまったり。
なんで「寝てるのがもったいない！！」と活性の高いミサエ嬢と竿片手にアオリ探し。
チャリ乗って釣りなんて20年振り？
おいにもあった〝若かりし青春時代〟を思い出しながら各港を徘徊・・・。

しかし、どこを探っても全く気配なし。
おらがの父も「今年はさっぱりだ～」と言ってたし堤防でも真っ白なイカが2杯見えただけ。
途中、同泊しているお三方（とても親切な方々でした！）もビシバシやってましたが昼間も含め3人で13杯と激シブだそう(>_<)
相当同所に精通しているであろうこの方々でもその釣果ならおいがだだば・・・と思った矢先、5箇所目の港でついにミサエ嬢にヒット！

胴長15ｃｍオーバー！
いぐ釣ったなぁ！！（拍手）

んで次のキャストでヒットしたのは、

タコ！！！（爆）
500ｇくらいかな？
何でも釣れていがったなぁ(^^♪

おいは予定通りノーバイト（涙）
まぁいっか(^^ゞ

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翌日は相当寝不足ながらなんとか5時起床。
娘達は島探検をするため今日の釣りはお休み。
父の計らいで「いぐだげいってみっか」と烏帽子群島方面へ。
夜中も結構北西が強かったから無理だべな・・・と思いながら船のミヨシに立って向かうと「鵜島本島」はなんとか乗れそう。

「海風さん、なんとす？」との問いに即「父、頼む！」。

堤防覚悟だったから岩の上だったらどこでもいいや♪

それにしても西寄りの風がまだ相当強い（7～8ｍ？）。
出来れば上がりたかった「サザエ本島」もモロ波が被りまくり。

なんで潮も若干アテ気味だったけど船着き周辺に並んで竿出しすることに。

おいは浅いけど一番右のサラシ場に入座。
回収は11時。
それぞれの思惑を持って黙々とセッティングし釣り開始ダス！

しかしなにかがおかしい。
エサトリもスズメとウマヅラが若干いる位。
潮もほとんど動いてないような状況で大型が潜んでいるような感じでもないのだが・・・。

そして程なくタカキ君が竿を曲げる。

35ｃｍクラスのまずまずサイズのグレ。
タナは2ヒロ半とのことだが「兄、魚は全然見えねっすなぁ」・・・。

それでも20分おきにポツポツとヒットさせ30ｃｍクラスを6匹キャッチ。
この状況でおめ大したもんだな～（感心）

その間おいはほぼサシエがつきっぱなし。
あれこれやってみるがほぼ無反応(苦笑)
んであまりの沈黙に集まりだしたジャンボサヨリを狙ってみるもこれもかなり食いがシブい。
サシエも冷たい感じがするし水温が下がったのかな？
でもミサエ嬢の方はほぼ一投ごとサシエを取られている（ウマヅラ？）。

正直、なんかよくわかんないっス（汗）

そしてそのまま何事も起こらず終了↓
あ、30ｃｍくらいのイシダイは1匹釣れたか(苦笑)

な～んか悔しいなぁ・・・(>_<)

釣り時間も中途半端ながら気持ち的には十分満足な今回の飛島遠征。
みんなそれなりに楽しめたようだし行って竿を出せただけでも良しとせねば。
飛島の空気は飛島でなければ味わえないのだからね(^_^)

また次回まで妄想を膨らまして仕事頑張りまっす！
（戻ってきてからも休みなしで全然疲れ取れてませんが・苦笑）